料理や人の和を湧きたてる。 李白酒造が語る、日本酒の“名脇役”としての魅力――『超吟醸祭 第0部』開催記念SPインタビュー presented by 李白酒造
2025/9/3

超吟醸祭 powered by SIPORYは、9月28日より池袋駅直結の「AZLM TOBU 池袋店」にて、日本酒プレイベント 『超吟醸祭 第0部』 を開催いたします。
本イベントでは、本祭に先駆けて選りすぐりの銘柄を特別にご試飲いただけるほか、来場者限定の先行体験やキャンペーンもご用意。
一足早く“超吟醸祭の世界観”を体感できる特別な5日間を、ぜひお楽しみください。
プレイベントの詳細はこちらから

「日本酒は主役級の華やかさがなければならない」──そう考える人もいるかもしれません。
けれど、島根県松江市の李白酒造有限会社は、あえてその逆を歩んでいます。
彼らが目指すのは、食中酒として料理に寄り添い、気づけばついつい杯を重ねてしまう酒。
派手に自己主張するのではなく、場を調和させ、人と人をつなぐ。まさに“名脇役”のような存在感です。
今回、超吟醸祭を前に行ったインタビューから、李白酒造の想いと日本酒の楽しみ方をひも解いていきましょう。
食事に寄り添い、ついつい飲んでしまう酒
「御社の日本酒の魅力は?」と尋ねると、蔵元の答えは迷いがありませんでした。
「食中酒としておいしく寄り添い、気付いたらついつい飲んでしまうお酒です」
グラス一杯で強烈な印象を残す酒ではなく、料理と同じ時間を共有しながら、自然に馴染んでいく酒。
食卓にそっと溶け込み、杯を重ねても飽きが来ない。
それは派手さではなく、穏やかな存在感で心地よい時間を支えてくれる酒。
まさに、李白酒造が醸す日本酒ならではの魅力です。
一言で言えば「料理や人の和を湧きたてる名脇役」
酒そのものが主役になって前に出るのではなく、料理や人との時間を引き立てる──。
その姿勢を表す蔵元の言葉が、とても印象的でした。
「料理や人の和を湧きたてる名脇役」
食事をよりおいしく感じさせ、会話を自然と弾ませ、場の空気をやわらかくする。
その働きは、まるで映画や舞台に欠かせない名バイプレイヤーのようです。
李白酒造の酒は、派手さで目を奪うのではなく、人と人をつなぎ、場を心地よく整える潤滑油として機能します。
その控えめで誠実な存在感こそが、多くの人に長く愛される理由なのです。
初めての人に感じてほしい「日本酒のバリエーション」
「今日ここで、このお酒を初めて飲む人に何を感じてほしいですか?」
そう尋ねると、蔵元の答えは日本酒の懐の深さを示すものでした。
「日本酒のバリエーションの多さ」
甘口もあれば辛口もあり、香りが華やかなものもあれば穏やかなものもある。
冷酒として爽やかに楽しめるものもあれば、燗にすると旨味がふくらむものもある。
同じ「日本酒」という括りでも、造り手や造り方によって個性は驚くほど違います。
だからこそ、一口で「日本酒はこういうもの」と決めつけるのはもったいない。
まずは幅広い選択肢を味わい、その多彩さに触れてみてほしい──。
そんな願いが、李白酒造の酒づくりには込められています。
「わからなくていいから、つまみと一緒に晩酌してみて」
李白酒造がおすすめする日本酒の楽しみ方は、とても肩の力が抜けたものです。
「わからなくていいから、つまみと一緒に晩酌してみて」
特別な知識や正しい飲み方なんて必要ありません。
ただ、自分が「おいしい」と思う肴を用意して、一緒に飲んでみる。
それだけで、不思議な体験が始まります。
お酒の余韻が料理を引き立てたり、逆に料理の旨味がお酒の表情を変えたり──。
晩酌という何気ない時間の中で、驚くほど豊かな発見が待っています。
自宅の食卓で気軽に始められる、そんな“ちいさな晩酌”。
そこから、日本酒を好きになる入り口が自然と開けていくのです。
若者に足りないのは「正しい出会い」
「若者の日本酒離れ」について尋ねると、蔵元の答えは驚くほどシンプルでした。
「正しいお酒との出会いが出来ていないと感じる。お酒との出会いやその楽しさを知ってもらう機会を増やすこと」
つまり、多くの若い世代は日本酒から“離れた”のではなく、まだ本当に自分に合う酒と出会えていないだけなのです。
もし最初に口にした一杯が、自分の好みにぴったり合う酒だったなら──その瞬間、日本酒は「おいしいもの」という記憶として心に刻まれるでしょう。
だからこそ李白酒造は、蔵の中で酒を仕込むだけでなく、外へ出て日本酒に触れる機会を広げることを大切にしています。
イベントや試飲の場は、その“正しい出会い”を届けるための扉なのです。
未来に残したいのは「今と変わらないお酒」
「もし未来に一本だけ酒を残せるとしたら?」──そんな問いに、蔵元の答えは驚くほどシンプルでした。
「今と変わらないお酒」
新しい技術やトレンドに目を奪われがちな時代。
けれど、その土地の米と水、人の手で丁寧に醸される酒が、昔と変わらずそこにあるという安心感は、何ものにも代えがたいものです。
李白酒造が未来に伝えたいのは、革新ではなく継承。
世代を超えて愛され続ける“変わらない味”こそが、酒蔵としての信頼と誇りの証なのです。
「素敵な日本酒に出会える最高の機会」──超吟醸祭に向けて
最後に、超吟醸祭に訪れる人へのメッセージを蔵元にお願いしました。
「超吟醸祭は素敵な日本酒に出会える最高の機会だと思います。一人でも多くの人が素敵な日本酒に出会えることを願っています」
会場には、全国各地から選りすぐりの銘柄が集結します。
その中で一杯ずつ飲み比べ、味や香りの違いを体験できる時間は、まさに“正しい出会い”をつくる絶好のチャンス。
まだ知らない日本酒と出会い、「これが自分の好みだ」と気づく瞬間がきっとあるはずです。
ぜひ会場で、自分にぴったりの一本を見つけ、日本酒の世界をさらに広げてみてください。
まとめ
李白酒造の日本酒は、まさに「料理や人の和を湧きたてる名脇役」です。
派手に自己主張するのではなく、食卓に自然に寄り添い、気づけば杯を重ねてしまう。
そんなやさしい存在感をもつ酒だからこそ、日本酒初心者にも安心しておすすめできます。
まずは気負わず、「つまみと一緒に晩酌」から始めてみてください。
その一口が、日本酒の奥深さと楽しさへと続く最初の扉になるはずです。
文:SIPORY編集部
▶「超吟醸祭 powered by SIPORY」公式サイト:https://superginjo-fes.jp/
▶李白酒造有限会社 公式サイト:https://www.rihaku.co.jp/
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